奈良市議会 2022-09-13 09月13日-02号
また、着工前に当たりましては、県知事からは移転建設案の御提案もいただき、財源面、将来的な市の負担等の議論も行ったところでありましたが、人口の減少やICTの推進などによる変化の激しい時代にあって、30年後の行政に求められる姿は今とは大きく異なるものになると考え、それゆえ、今後60年間持ちこたえられる庁舎を、今の規模を前提に建て替えを行う必要性は低いと判断をさせていただきました。
また、着工前に当たりましては、県知事からは移転建設案の御提案もいただき、財源面、将来的な市の負担等の議論も行ったところでありましたが、人口の減少やICTの推進などによる変化の激しい時代にあって、30年後の行政に求められる姿は今とは大きく異なるものになると考え、それゆえ、今後60年間持ちこたえられる庁舎を、今の規模を前提に建て替えを行う必要性は低いと判断をさせていただきました。
県知事が提案した平城宮跡前の積水跡地への市役所移転建設案は、将来の本庁舎を奈良市が整備することで、県市合同庁舎になる布石であり、本市にとっては奈良新『都』づくりの圏域での都市戦略上重要な選択肢でありましたが、機を逃しました。
次に、委員より、本庁舎耐震化について、今回提案された本庁舎耐震化整備事業案と荒井奈良県知事が提案された積水化学工業跡地への移転建設案のみならず、ミ・ナーラの2階から4階または3階から5階部分の約3万平方メートルを貸し切ることも検討するべきではないか。また、議案第68号 奈良市共同浴場条例の一部改正について、共同浴場を廃止する理由が、条例の第1条の目的とは全く違うのではないのか。
続きまして、現地で建てかえるのと移転とどちらがコストがかかるかということでございますが、今回のこの移転建設案という計画案につきましては、費用の比較という観点で候補地を決定したということではございませんでして、議会でも全会一致で御議決をいただいておりますように、公害調停に基づき、この建設を進めていこうということから考えたものでございますので、現地建てかえに伴う経費というものについては検討はしていないということになります